普段から食卓に登場することも多い豚肉。実はこの豚肉にも、認知症に良いと考えられる成分が含まれています。そこでこのページでは、良いと考えられている成分や理想とされる摂取量、おすすめのレシピなどをまとめました。
大量の飲酒は認知機能の低下を引き起こしたり、認知機能発症のリスクを高めたりすることがあるといわれていますが、この点に関して、「脳への鉄の蓄積」が関連しているのではないかという仮説があります。
脳へ鉄が蓄積すると神経組織を障害するという影響が出てくることがわかっていますが、大量の飲酒は血中の鉄濃度を高めるとともにビタミンB1の欠乏を引き起こすことで血液脳関門の問題を起こすと考えられています。さらに鉄が脳に蓄積することで脳組織の酸化障害を起こすのではないか、という仮説が立てられています。
すなわち、アルコールを摂取することによりビタミンB1が欠乏することで、脳への鉄の蓄積を引き起こし、さらに認知機能の低下が起こっているのではないかと考えられています。
イミダゾールジペプチドとは、渡り鳥から有用性が発見された疲労感軽減成分。東京大学大学院の研究グループでは、アルツハイマー病モデルマウスを用いた研究により、イミダゾールジペプチドのひとつであるカルノシンに認知症予防作用があることを見出したという報告が行われています。
実験にはアルツハイマー病原因遺伝子を組み込んだマウスを用いていますが、そのマウスを3グループに分け、うち1つのグループにカルノシンを与えたところ、通常の健康なマウスと同レベルまで記憶機能の低下が回避されたという結果が得られたとのことです。今後はそのメカニズムの解明や臨床試験による検証が必要であるとされています。
理想となる豚肉の摂取量の根拠となるデータは、今のところ見つけられません。 でも、認知機能の改善と深く関わっているというマインド食を見ますと、週4回以下の摂取が推奨されています。
認知症予防においては、この「赤身の肉は週4回以下」の分量が適切なのではないでしょうか。
参照元:Neurotrack Japan「何を食べるか考える」
https://neurotrack.com/jp/resources/mind-what-you-eat
きのこと夏野菜のスープカレー
料理時間の目安: 30分
食べ応え抜群のスープカレー
みんなが大好きな具沢山のカレーです。たっぷりの具が入っているので食べ応えも抜群の、満足感のあるメニューと言えるでしょう。
ビタミンB1がたっぷりのメニュー
ポイントは、たっぷりのきのこと豚肉が入っている点。エネルギーづくりに役立つビタミンB1を多く摂取できるメニューです。暑い夏に熱中症の対策としてもおすすめなメニューです。
きのこの肉巻き
料理時間の目安: 20分
簡単に作れて美味しいメニュー
キノコを巻いて焼くだけ、と手軽に作れるのにご飯がとっても進むメニューです。甘辛い味付けがポイント。
さまざまな食感が楽しめる
キノコはそれぞれ異なる食感を持つので、複数のキノコを肉で巻くことによりさまざまな食感が楽しめるメニューとなっています。