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はちみつ

古来より、健康や美容によいとされてきたはちみつ。実はこのはちみつにも、認知症予防に効果があるとされる成分が含まれています。以下に、その成分や摂取量などをまとめてみました。

はちみつに含まれる認知症予防によい成分

はちみつ(蜂蜜)とは、ミツバチが採集した花の蜜を巣で蓄えたもの。その成分は約80%がブドウ糖と果糖であり、自然界の中でもっとも甘い蜜であると言われています。

現在、さまざまなところで認知症の研究が進められていますが、そのうちのひとつに体内の常在菌が出すLPSという毒素が認知症のリスクを高めるという考え方があります。これは、常在菌が排出したLPSが血液を介して脳へ至り、炎症を起こすことで脳細胞が死滅するという考え方。そして、はちみつに含まれるいくつかのフラボノイドが、そのLPSの増加を防ぐと言われているのです。

まだ研究段階ではありますが、はちみつには認知症を予防する効果が期待されています。以下に含まれている成分と働きについてまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
参考元:廣田養蜂場(http://hirota-beefarm.com/263-2/)

フラボノイド

フラボノイドとは、はちみつに含まれるポリフェノールの一種。先に述べた通り、フラボノイドには常在菌が排出する毒素「LPS」の増加を防ぐ効果があると言われています。そのほかにも、抗酸化作用・血流を改善する効果など、健康にうれしい働きが期待できます。

カリウム

はちみつはミネラル豊富な食品ですが、その中でもとくに多く含有されているのがカリウムです。カリウムは体内の余分なナトリウム(塩分)を体外へ排出してくれるため、高血圧予防に効果があるとされています。

コリン

リン脂質の一種であるコリンは、脳の神経伝達物質であるアセチルコリンのもとになる物質。脳内のアセチルコリン濃度が低下すると記憶や学習といった機能がダウンすると言われているため、正常な脳機能を維持するために重要な成分と言えます。また、血管を拡張させて血圧を下げたり、コレステロールを除去する働きも持っています。

活性型ビタミン

ビタミンには活性型と不活性型があり、サプリメント等に含まれているビタミンなどは不活性型。大量に摂取しないと、効果が期待できません。しかし、はちみつに含まれているビタミンは90%以上が活性型ビタミンです。非常に良質であるため、少量の摂取でも安定した働きが期待できます。ちなみに、はちみつには他にもビタミンB1・B2・B6・K・C・ビオチン・パントテン酸・ニコチン酸といったビタミンが含まれています。

はちみつはどれくらい摂取すべき?

はちみつを認知症予防や健康のために取り入れるのなら、1日あたりの摂取量は大さじ2杯(30g)が目安。ただし1回に摂るのではなく、朝・昼・夜の3回に分けて少しずつ摂るとよいでしょう。はちみつには過剰摂取による健康障害・副作用はないと言われていますが、多くても40gまでに留めるべき。それ以上になると含まれるブドウ糖が中性脂肪となり、肥満の原因になりかねません。

はちみつの摂取方法ですが、加熱してしまうとせっかくのビタミンやミネラルが壊れてしまいます。そのため、そのまま舐める・パンやスコーンにつける・ヨーグルトに混ぜるといった食べ方がおすすめです。また、はちみつの中には加熱したり加工した商品もあるため、非加熱の天然はちみつを選ぶようにしましょう。

記事の監修医 豊田早苗 医師
(とよだクリニック認知症予防センター長)

豊田医師

脳内の免疫細胞を活性化

口の中にはたくさんの常在菌が存在し、その1つに歯周病の原因菌となるギンギバリスと呼ばれる細菌があります。ギンギバリスが排泄するLPSという物質は、脳内でミクログリアと呼ばれる免疫細胞を活性化させ、脳に炎症を起こすことで、脳機能の低下や認知症を引き起こすと言われています。
また、活性化したミクログリアは、アミロイドβの産生を促すとも言われています。はちみつは、このギンギバリスが作るLPSを抑える効果があり、歯磨きプラスはちみつの摂取で、認知機能が改善したとする報告もあります。
紅茶に入れたり、パンやホットケーキにつけたりと、はちみつの意外な効果で認知症を予防してみましょう。

【きのこのホクト提供】
はちみつときのこを使用したレシピ

きのこのスイートサラダ

料理時間の目安:10分

レシピ写真

甘いものをヘルシーに食べられるサラダ

はちみつとさつまいもの優しい甘みに、ヘルシーな食材であるきのこでうま味と食感をプラスすることで、ヘルシーかつ満足感の高いスイートサラダに仕上がります。さつまいもときのこは食物繊維が豊富なため、認知症予防だけでなく腸への健康も応援してくれます。

材料(4人分)
  • ブナシメジ:100g
  • エリンギ:100g
  • さつまいも:中1/2本(160g)
  • ベーコン:1枚
  • くるみ:20g
  • 【A】バター:大さじ1/2
  • 【A】はちみつ:大さじ1
  • 【A】無調整豆乳:大さじ1/2
  • 【A】塩:小さじ1/4
作り方 (4人分)
  1. ブナシメジは石づきを切り小房に分け、エリンギは食べやすい大きさに切る。
  2. さつまいもは1cm角に切り、水にさらす。ベーコンは食べやすい大きさに切り、くるみは粗く砕く。
  3. 耐熱ボウルに、水気を切ったさつまいも、きのこ、ベーコンを入れてラップをし、電子レンジ(600W)で6分加熱する。
  4. 【A】とくるみを入れて混ぜ、器に盛る。
ポイントメモ

温かくても冷たくても楽しめる

温かいままでも、冷やしてからはちみつと相性のいいヨーグルトと混ぜても美味しく食べられるスイートサラダ。手軽に作れてお腹に優しいメニューですので、朝食にとてもおすすめです。

ブナピーのレアチーズケーキ

料理時間の目安: 15分(冷やす時間を除く)

レシピ写真

人気のデザートにきのこをプラス

子どもも大人も大好きなレアチーズケーキにブナピーをプラスしました。食物繊維やビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれたブナピーをデザートにいただくことで、おやつでは摂取しにくかった栄養素をしっかりと摂れます。

材料(4人分)
  • ブナピー:100g
  • クリームチーズ:80g
  • グラニュー糖:35g
  • はちみつ:大さじ1
  • ヨーグルト:40g
  • 生クリーム:大さじ5
  • レモン果汁:大さじ1
  • レモン皮すりおろし:1/2個分
  • いちご:4個
  • ビスケット(市販):8枚
作り方 (4人分)
  1. ブナピーは石づきを切り落としてから熱湯で茹でる。ザルにあげて水を切ってみじん切りにする。
  2. ボウルにやわらかくしたクリームチーズ、グラニュー糖を入れて、泡だて器でなめらかにする。
  3. 2に、はちみつ、ヨーグルト、生クリーム、レモン果汁、レモンの皮のすりおろしを加えて混ぜる。
  4. 1を入れて混ぜ、グラスに盛り、冷蔵庫で冷やす。
  5. いちごは5mm角に切り、4に乗せ、ビスケットを添える。
ポイントメモ

食感が楽しいデザートです

レアチーズケーキにブナピー、と意外な組み合わせに感じられるかもしれませんが、意外とプチプチとした食感がクセになる一品です。ブナピーをしっかりとみじん切りにすることがポイントです。

きのこと豚肉のさわやかレモン炒め

料理時間の目安: 15分

レシピ写真

エネルギーの補給にピッタリ

きのこや豚肉には、豊富にビタミンB1が含まれています。このビタミンB1はエネルギーとなる糖質の代謝を促すことによって、エネルギーの補給にひと役買ってくれる栄養素です。

材料(4人分)
  • ブナピー:100g
  • エリンギ:100g
  • ズッキーニ:1本
  • 豚バラ肉:160g
  • レモン:1個
  • 【A】しょう油:小さじ1
  • 【A】はちみつ:大さじ1/2
  • オリーブオイル:小さじ1
  • 塩こしょう:少々
作り方 (4人分)
  1. ブナピーは石づきを切り小房に分ける。エリンギは輪切りにする。
  2. ズッキーニは半月切りにする。
  3. レモンは半分に切り、一方を半月切りにする。残り半分は絞り、【A】と混ぜ合わせておく。
  4. フライパンにオリーブオイルを熱して豚バラ肉を加えて炒める。色が変わったらズッキーニ、きのこを加えて炒める。
  5. 4に【A】、レモン、塩こしょうを加えてさっと炒める。
ポイントメモ

暑くなってくる時期にぴったり

これから暑くなってくる時期にぴったりのレシピ。エネルギーの補給ができることに加えて、レモンに多く含まれているビタミンCは疲労回復に効果あり。また、レモンの香りが食欲をそそってくれますね。

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