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ビタミンB群と認知症予防

このページでは、認知症予防に関連していると考えられているビタミンB群について紹介します。ビタミンB群にはどのような栄養素が含まれるのか、また認知症予防に関する研究などについてまとめています。

認知症予防に効果アリ?ビタミンB群とは

ビタミンB群とは、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミン12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンの8種類のことです。

これらのビタミンB群は、エネルギー代謝の補酵素としての働きを持っています。補酵素は、代謝を円滑にする働きを持っているものです。そのため、たんぱく質や脂質、糖質などを摂取したとしても、ビタミンB群が不足してしまうと体内の代謝をスムーズに行うことができないため、パワーを発揮できないということに繋がってしまいます。ビタミンB群の中でも、最も代謝に関わっているのがビタミンB6です。

また、ビタミンB群の特徴として、水溶性ビタミンであるという点が挙げられます。そのため、1回の食事などで大量に摂取したとしても尿に排出されることから、毎日コンスタントに摂取しておきたい栄養素であるといえるでしょう。

参照元:森永製菓|プロテイン公式サイト
(https://www.morinaga.co.jp/protein/columns/detail/?id=96&category=beauty)

ビタミンB群の認知症に対する効果

アミノ酸の分解に関わる栄養素

ビタミンB群は、認知症予防においては葉酸やビタミン6、ビタミンB12が重要とされています。これは、この3つは神経にダメージを与えるホモシステインと呼ばれるアミノ酸の分解に関わっているため。血中のホモシステイン値が上がった場合には、脳梗塞や脳出血のリスクが上昇すると考えられています。さらに、脳血管のつまりや出血が怒った場合には、神経細胞が障害され、認知症を発症するリスクが上がるとされています。

参照元:認知症ねっと(https://info.ninchisho.net/archives/26633)

認知症への臨床試験などのデータ

葉酸やビタミン12、ビタミンB1は、ホモシステインからメチオニン合成の補酵素として働くという性質を持っています。そのため、葉酸やビタミン12、ビタミンB1の欠乏が、高ホモシステイン血症を引き起こすことがわかっています。高ホモシステイン血症は、アルツハイマー病の危険因子として知られています。

研究の中では、葉酸欠乏患者やビタミンB12欠乏患者においては、認知機能低下や血中ホモシステインが高い値を示していたとのこと。そこでビタミン補充療法を行ったところ、認知機能の改善や血中ホモシステイン値も正常化しました。これらの結果より、葉酸やビタミンB12の欠乏は、アルツハイマー病の病態を促進する、ということが示唆されています。

参考元:葉酸・ビタミンB12欠乏症による認知症発症機序の解明
(https://core.ac.uk/download/pdf/61359306.pdf)

含まれている成分/理想的な摂取量

ビタミンB群はそれぞれの栄養素において推奨されている摂取量が異なります。下記でそれぞれの1日あたりの推奨摂取量を紹介します。